地域に即した店づくりと、
心に響く接客で顧客の未来を照らす存在になる

POINT1

入店時に笑顔で心地よい挨拶があり、すぐに試飲の準備をするなどおもてなし感があった。

POINT2

丁寧なヒアリングでニーズをさりげなく引き出し、的確な商品を複数提案してくれた。

POINT3

見送りの際に接客内容を反映した声掛けがあり、また買物に来たいと思わせてくれた。

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BEST PRACTICES 01
ウエルカムドリンクでおもてなし

木目とホワイト主体の明るく清潔感溢れる内装は、第一印象でナチュラル&ウェルネスのお店だと伝わる。同店の周囲にはアクセサリーやアパレル、飲食店など多様な業種の店舗が軒を連ねているため、この第一印象は非常に大切だ。さらに見た目だけでなく、同店が店外に向けて放つ豊かな香りこそが、お客の興味を引き付ける大きな第一歩となる。「嗅覚は人の記憶にダイレクトに残るもの。季節に応じたアロマを、店内はもちろん、店の外にも広がるよう意識して工夫しています。通りかかった方が『あ、いい香りだな』とお店に興味を持っていただけると嬉しいですね」と笑顔で話すのは、生活の木 志都呂店のハリス裕美子店長。香りのおもてなし、いわゆるウエルカムアロマから、同店のホスピタリティはスタートしているのである。 香りに引き寄せられるように入店したお客には、ムエット(試香紙)を渡して説明をしたり、さらにネイルオイルやハンドクリームなどのタッチアップも提案する。タッチアップとは商品をお客の肌に直接試してもらう接客スタイルのことで、お客とのコミュニケーションを深め、商品をより的確に伝えられるため、生活の木では積極的に取り入れている。また冬季には入浴用のソルトハーブを入れたお湯を用意し、実際に手を入れて使用感を伝える。また、おすすめのドリンクは試飲用に常にスタンバイ。お客が商品を見ている間に、来店の感謝を込めて素早くカップに注ぐ。入店すぐの段階から、体験型の接客を通して、楽しく、印象深く過ごしてもらえるよう努めている。

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BEST PRACTICES 02
ニッチなニーズをPOPで訴求

「イオンモール浜松志都呂」は、週末ともなれば3500台の駐車場は満車となり、ファミリーやカップル、学生グループなど多様な客層で賑わいを見せる。特にファミリー層が多く、ギフト需要も高い。探している人が意外と多い「ベビーギフト」のPOPを目立つよう掲げる。商品ラインアップも、そこに暮らす人々の購買行動をよく知る店長が自ら判断し、施策や打ち出し方も、スタッフ同士で考えることで、「自分たちの店」という意識が自然と根付き、より地域に即した店が育っていくのである。同店では単なる商品の販売にとどまらず、商品を手にした人のその先の生活をイメージしたメッセージを発信し続けている。これは生活の木が掲げる経営理念「自然、健康、楽しさを提供することにより、生活の木に関わるすべての人の生活を豊かにする」と完全に合致する

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BEST PRACTICES 03
楽しく試せるテスター

同店の店づくりでは、お客を楽しませる工夫が随所に見られる。店内に陳列されている精油やスキンケアなど、豊富な商品のほぼすべてにテスターを用意。ピーク時にスタッフの手が追いつかない場合でもセルフで試すことができ、手に取りやすい位置にキレイに並べ、楽しんで試せる雰囲気作りを心掛けている。また2023年秋からは、アロマとの新しい出会いの機会を提供すべく、「アロマディスカバリー」と称して、世界中から集めた希少な精油を詰め込んだトランクで、生活の木らしいワクワク感のある企画を実施。こうした展開は、アロマ業界のパイオニア企業である同社ならではの威厳が光る取り組みである。

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株式会社 生活の木
専門店本部
オペレーションDIV
ゼネラルマネージャーアシスタント
繁田 衣理

MESSAGE

多様な店舗活動を個店判断に任せ、
自ら考えて行動できる人材育成を推進

私たち生活の木の経営理念は、「自然、健康、楽しさを提供することにより、生活の木に関わるすべての人の生活を豊かにする」こと。スタッフ一人ひとりがそのミッションに共感し、日々、できることを最大限発揮する気持ちで取り組んでいます。弊社では店舗スタッフにアルバイトはおらず、全員が社員または準社員で構成されているのも、そうした強い思いでお客様に接して欲しいからでもあります。店舗は、悩みを抱えたお客様が、いつご来店されても信頼するスタッフがいて、安心してお話しできる場所であって欲しいと思っています。 商品知識や接客のスキルに関しては、ロールプレイングや動画などのオンライン研修を組み合わせて、できるだけ一人ひとりに合わせたペースで着実にスキルアップしてもらえるようフォローしています。会社側からの一方的な指導ではなく、「あなたはどう思いますか?」「成功例はどんなことでしたか?」というように、スタッフの意見を集約していくようなやり方で、共感と体験を蓄積し、財産となるような研修を心掛けています。 弊社では細かなディスプレーや打ち出しの時期、ワークショップの企画など様々な店舗活動、そして毎月の売上目標予算に至るまでを、あえて店長の裁量に任せる方針で運営しています。目標予算と言うと驚かれることが多いのですが、地域のこと、お店のこと、スタッフのこと、そしてお客様のことを理解しているお店自身で目標を設定することで、スタッフの自主性を引き上げることを目的としています。それがひいてはスタッフの満足度を高め、そしてお客様の満足度に繋がる、そんな好循環がさらにお店を輝かせてくれます。 もちろん、会社はそうした自主性を尊重し、できる限りのサポートを行っています。店長から本社にいつでも電話相談できる体制を整えていますし、エリアごとの店長研修会には社長自らが出向いて一人ひとりから話を聞いています。実は全国に650人いる社員に、社長から毎年お誕生日プレゼントが贈られているんですよ。社長は社員の幸せをいつも心から願っています。任せているのは信頼の証で、いつでもなんでも相談して欲しいですし、心の距離は近くに感じて欲しいと思っています。 ハリス店長は共感力が高く、お客様の悩みをまるで自分のことのように受け止め寄り添える人です。志都呂店はそんな店長とスタッフがチーム一丸となってお客様のことを考え、支え合うお店。その志都呂店が今回グランプリをいただけたことは、会社にとっても本当に嬉しく、全スタッフの励みになります。本当に、ありがとうございました。

その他の優秀ストアOTHER EXCELLENT STORE

売場づくり大賞
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越谷レイクタウン店
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ベストホスピタリティ大賞
(フレンドリーあいさつ部門)
店舗名 オルビス
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ベストホスピタリティ大賞
(接客環境部門)
店舗名 REGAL
イオンレイクタウン
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接客スキル大賞
(オープニングアプローチ部門)
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横須賀モア-ズシティ店
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ハイレベル接客大賞
(商品提案部門)
店舗名 コナカ
宮前菅生店
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レジ・チェッカー大賞
店舗名 hannah
イオン北見
展開企業 株式会社 スリーエー(FC)
スーパーマーケット部門賞
店舗名 コープAterui(アテルイ)
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ドラッグストア部門賞
店舗名 マツモトキヨシ
会津西若松
展開企業 株式会社マツモトキヨシ東日本販売
ホームセンター部門賞
店舗名 ホームセンターバロー
松阪店
展開企業 株式会社ホームセンターバロー
総合スーパー部門賞
店舗名 アル・プラザ宇治東
展開企業 株式会社 平和堂
アパレル部門賞
店舗名 LACOSTE 吉祥寺店
展開企業 株式会社ラコステ ジャパン
対面物販部門賞
店舗名 アンリ・シャルパンティエ
静岡松坂屋
展開企業 株式会社シュゼット
飲食総合グランプリ
店舗名 カプリチョーザ
山形エスパル店
展開企業 株式会社グリーンランド
テーブルレストラン部門賞
店舗名 大戸屋ごはん処
札幌清田店
展開企業 株式会社 スリーエー(FC)
ファストフード部門賞
店舗名 トラックステーション茶山亭
東名牧之原SA上り店
展開企業 株式会社静鉄リテイリング
ショッピングモール大賞
店舗名 イオンモールむさし村山
展開企業 イオンモール株式会社

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