BEST PRACTICES 01実力派店長の
地域性を意識した店づくり
地域性を意識した店づくり
「お客さまは地元の方が多いので、大宮という地域性を意識して店づくりをしています」(金子店長)。会社からのVMDの指示はあるが、それ以外は比較的自由に店舗に任される。取材をおこなった6月は、一般的に夏の先取りファッション訴求がメインとなる時期だったが、店舗正面の目につくトルソーは、さりげなく腰丈やロング丈のカーディガンを羽織っている。これは客層を考え、季節の先取りよりも、いま着られるものを意識する、という金子店長の作戦。「幅広いニーズにお応えできそうなものを、アプローチしやすい場所に置いています」と話す。間口が広い店の配置も功を奏し、店頭に配置されたトルソーは少し離れたところからも目立って見えている。