GMS部門賞
イオンリテール イオンスタイル品川シーサイド
イオンリテール【本社・千葉県千葉市】都心の真ん中に住まう・通う人々の 幅広いニーズや時代の変化に迅速に対応
コメント
ここが良かった!3つのポイント
- 食品売り場に普段あまり見かけない商品が多くあり、買い物が楽しかった。通路も広く、買い回りしやすかった。
- 商品について聞くと、非常に分かりやすい説明があった。詳しい知識を持っていて、大変丁寧で感じの良い接客だった。
- こちらの質問にとても親身に質問に答えてくれた。ゆっくり丁寧に教えてくれたので安心感があった。
BEST
PRACTICE
広々とした売り場。通路の幅も広い。都心の真ん中にあるのだが余裕を持った売り場は高級感があり胸が踊る。地下1階に食料品売り場、1階・2階・3階は衣料品、生活用品、化粧品やキッズ用品など、充実した品揃えも魅力だ。 至近のタワーマンションに住まうのは、30~40代の比較的若い世代のファミリーが多い。必然的に子供連れのお客も多い。そのため、この店舗はキッズコーナーを広く取っていると山下店長は言う。年配客が求める地産地消の青果物やナショナルブランドの衣料品なども充実。立地環境に合った品揃えにも気を使っており、衣料品などに目をやれば少し高級感があるものが多いことがわかる。幅広い客層全てにとって心地よい売り場の構築に、都心のGMSならではの洗練と羨望をうまく取り入れている。
BEST
PRACTICE
この店舗の一番の主要客はビジネスマンだ。12時から13時のランチタイムには昼食を求める人々でごった返す。1時間の休憩時間、いかに時短で提供できるかが昼の一番の勝負だと、イオンスタイル品川シーサイドの山下浩幸店長は話す。 昼食用の惣菜・弁当を選んでも、食料品をカゴいっぱいに購入するお客とともにレジに並んでしまえば、かなり待たされる。貴重なランチタイムを無駄な時間に費やしてほしくない、そんな思いからデリカの売り場にレジを設置したと山下店長は話す。この店舗なら入店、選ぶ、会計、そのスリーステップに要する時間は数分だ。デリカコーナーはランチタイムの繁忙時間でもスムーズな会計があるため、お客はストレスを感じない。
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PRACTICE
2020年はコロナの影響が直にのしかかった。テレワークが推進されたことでメイン顧客だったビジネスマンの客足が遠のいた。 しかし対応は早かった。ビジネスマン客は減ったが、外出ができない近隣住民の需要はむしろ増える。日々の生活必需品の需要は増え、食品売り場に手を入れた。例えば山下店長は「たくさん買って冷凍しておく」というお客の動向から、精肉コーナーと鮮魚コーナーに平台の冷凍什器を設置し、売り場を大幅に増やす策を講じた。また、家飲み需要の高まりから、酒類とともにおつまみ商品や冷凍惣菜も同様に売り場を拡充した。 予想通り、冷凍肉は爆発的に売れた。「迅速な対応ができたため、2020年の買いだめパニックの時期にも店内は落ち着いていました。コロナの状況はかわりませんが、売り場は安定しています」(山下店長)。
調査員の感動サービスポイント
急激に落ち込んだビジネスマン向けのスーツや出張用のキャリーバッグの売り場は、コロナ需要が高まったカジュアルウェアやデイバッグを中心とした構成にシフトチェンジした。
会社概要
イオンリテール株式会社
所在地 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目4番地
店舗数 396店舗(2021年2月末現在)
店舗情報
イオンスタイル品川シーサイド
所在地 東京都品川区東品川4-12-5
開店日 2002年10月17日
営業時間 地下1階 食品:8:00〜23:00
2〜3階:9:00〜22:00(売り場によって異なります)
従業員数 社員 110人、パート・アルバイト 484人
(6月16日現在)